はじめまして。今年の2012年に北海道の酪農学園大学を卒業し、この益田大動物診療所で働かせていただいている、新人獣医師の下永満展です。
私の地元は同じ中国地方の広島です。中学・高校時代は部活動ばかりをしていましたが、高校2年の時に獣医になることを決意し、2浪の末、北海道の酪農学園大学に入学しました。6年間の学生生活の際に、犬や猫はもちろん、牛や羊など多くの動物種にも関わらせて頂きました。入学当初は小動物に興味があった私も、実習で行った大動物臨床の醍醐味に魅力を感じ、大動物臨床獣医師を志望し、晴れてこの益田大動物診療所の一員となりました。
私が益田大動物診療所に就職し、はやくも５か月が経とうとしています。最初は自分にも牛の臨床をやっていけるか、迷惑をかけないか不安でした。実際、多くの失敗もしましたし、まだまだ未熟な診療なので、牧場スタッフにも面倒をかけてしまってはいますが、温かいフォローや、時には厳しい指導を受け毎日充実した日々を過ごさせてもらっています。
私が今担当させてもらっている酪農牧場では、毎日約800頭の牛から絞った牛乳を出荷し、多くの家庭の食卓へと運ばれています。私の仕事は毎日搾乳した牛乳が安心・安全に消費者の皆様に飲んでもらえるようにすることです。なので、このことを常に意識し、牧場スタッフと協力して牛の個体管理・群管理を適切に行いたいと思います。まだまだ未熟ですが、これからも知識や技術を学び続けることに努め、毎日少しずつ進歩できるように頑張りますので、これからどうぞよろしくお願いします。