島根県獣医学会が松江市にて開催されました。
診療所から2題の発表を行いました。
『出血性腸症候群(HBS)の疫学調査とClostridium perfringensの関与』 と題し、
HBSの主因、予防対策について検討しました。
HBSは内科的・外科的治療が検討、報告されていますが、治療法は未だ確立されていません。
HBSを『予防できる疾患』と考え、予防対策の効果について調査を継続していきます。
『BRDCにおける牛コロナウイルスの関与』 と題し、
牛コロナウイルスによるBRDC集団発生事例、浸潤状況調査をまとめ、 予防対策について検討しました。
牛コロナウイルスをBRDC成立の主要なウイルスの一つとして認識し、今後、予防対策について実証していきます。
2題とも、10月に鳥取県で行われる、獣医学術中国地区学会にて発表してきます。
以下、抄録と発表ファイルです。
出血性腸症候群(HBS)の疫学調査とClostridium perfringensの関与